宅建で制限行為能力者の行為を「取り消すことができるか?」という問題が過去よく出ています。
ここでは、試験に出てくる4つの制限行為能力者について、取り消しとの関連性をまとめていきます。
①未成年者
取り消せる(本人にメリット、代理人の許可ありはNG)
②成年被後見人
取り消せる(日用品の買い物などはNG)
③被保佐人
取り消せない(お金に関わる重大行為は取消OK)
④被補助人
取り消せない(お金に関わる重大行為は取消OK)
全体のポイントとして、制限能力者を理由とする取消しは、制限行為能力者本人が行ってもOKです。